プレス金型の設計から制作まで一貫して行う群馬県太田市の会社

株式会社ファベスト

〒373-0031
群馬県太田市脇屋町997-7
TEL.0276-33-7001(代)
FAX.0276-31-2324

先輩メッセージ

ものを作る仕事がしたい

就活の時は、金型のことはよく知りませんでした。会社訪問をして話を聞くと、金型は産業の基礎とも言える分野だと分かりました。ものを作る仕事がしたかったし、ファベストの高い技術力も理解できたのでこの会社を選びました。

 ある程度の規模の企業はどこでも同じだと思いますが、部門ごとに仕事内容が違います。専門分野だけやっていると、視野が狭くなってしまいます。私の場合、最初は品質技術課、トライの部署で1年、次に造形で三次元の設計を手がけ、シミュレーションからまた設計に戻りました。その間、営業技術課として直接お客様と折衝する部署にもいたことがあります。

 基本は設計部門ですが、語学研修にも行かせてもらいました。当社の営業職は海外との取引も多いので、外国語が欠かせません。だから英語が必要なんですね。アメリカの語学留学と現地のビジネス経験は、今の設計の仕事にも役立っています。いろいろな部署を回り、技術だけで無く語学のスキルも磨けて幸運だと思っています。

若手社員の声

設計職

高い技術力と、会長、社長の人間味に惹かれ

入社時期は「就職氷河期」と言われる時期でした。高い技術力があり、業界で独自の位置を持つ中小企業を探していました。ファベストに注目したのは、金型産業の中で先進的なポジションをもってるから。また、会社訪問したときに、会長と社長に直接面接して頂き、率直な人間味に惹かれました。

自分で描いたものが形となる

入社後設計部門に配属されました。大学で専攻した知識よりもずっと進んでいましたね。CADソフトの扱いから、金型の基本知識まで、先輩から教わりながら、一から勉強しました。入社してから使う技術や知識は、やはり実際の仕事をやりながら学ぶのが一番効率的だと思います。

 今の仕事は、三次元ソフトを使い、コンピューター上で立体的な金型の図面を描くことです。微妙な線ひとつで、型の善し悪しや生産される部品の精度が決まってきます。その金型から、何万、何十万という製品が作られるので、やりがいを感じますね。

 最初に設計した金型が実際に工場で作られ、プレス機にかけてテスト打ちしたときは感激しました。コンピューター上で自分が描いたものが、実際に金型の形になり、その金型をお客様が使用し製品が作られます。巨大なプレス機の中心に、自分の描いた金型があるんだと思ってじんときました。

 設計の仕事ですが、もともとものづくりがしたかったので、現場をよく知る技術者になりたいと思います。


技術営業職

”外回りをしない”営業職

金型の見積もり作成から設計、加工、組立、パネル(鉄板)の出荷や納品までを一貫して管理するのが営業職の仕事です。社外で企業を回り交渉をするという営業とはちょっと違います。事務的なサポートや手続きが主な仕事で、海外のお客様が多いため英語対応力が試されます。時にはお客様の窓口として対応し、時には日程調整や納品管理を行う責任者にもなります。会社のシステムでいうと情報共有フォルダのような役割といえるでしょうか。様々なところから入ってくるお客様や生産工程の情報を管理しています。

海外のお客様相手だからこそ、対応力が求められる

フランスからのお客様で、不具合のチェックで直接来社をされたお客様の対応をしたときは、対応力が求められるなとしみじみ感じました。そのときは英語で会話をしましたが、専門用語も多くなかなか思うように受け答えができなかった覚えがあります。問題なく無事に納品に至ったときは、ほっと安心しました。この経験から、受注内容よって変わるお取引先に対して、より根拠をもってきちんと対応できる英語力を意識できるようになりました。これは海外の人と接するからこそ得られた経験だと思います。自分の成長の大きなきっかけになったので、今も心に残っています。

留学経験を活かして強みを自信に

 カナダへの留学経験があったので、この英語力を生かした仕事に就きたいと思っていました。メインはメールや電話ですが、語学力を活かして海外の方と直接折衝できる仕事は群馬県ではなかなかないので、今の仕事内容はとてもやりがいを感じています。会社の雰囲気の良さはもちろんですが、休みなど仕事をするうえで必要な体制も整っているのがファベストの魅力だと思います。


トライ・品質技術職

金型チェックで確かな品質を守る

金型完成の過程の一つとして、金型の精度のチェックがあります。今は静検(目で見てチェックする)と動検(金型を動作させてチェックする)を主に行っています。チェック項目は金型の種類によっても異なりますが、1つの金型に対して70~80項目くらいのチェックがあります。金型の調整作業も行い、金型が正しく動作しないときはその原因を突き止め、なぜ正しく動作しないか自分なりの考察をまとめて、上司と話し合いをします。解決策を決めたあと、該当部署に行き改修を依頼するなど、自分なりの意見を言うために金型の知識ももちろん必要です。現場での先輩の動きを見ながら、技を盗み自分のものになるよう日々鍛錬しています。

作業期限内で仕事の質が問われる

当たり前のことではありますが、決められた工数内で作業をきちんと完了できたときは達成感があります。お客様のご要望を金型の精度向上のために上手く盛り込めたりしたときも、自分が日々学んだことを実践的に使えた喜びがあります。特に、金型調整の中で、問題となっている現象を解消するために自分なりの考えをまとめ、それを実行したときに、想定以上に成形性や工程の流れがスムーズになったときは、達成感は言うまでもなく、自分の力を活かせたという充実感がありますね。細かな仕事だからこそ、精度が求められ集中力が試される分、学べることも大きいです。

経験を活かしてよりキャリアアップを目指す

元々部品の量産工場で働いていて、ものづくりは好きでした。量産された部品に触れる中で、「部品のもとはどうやって造られるんだろう」と興味を持ち始め、金型に関心が出てファベストの採用試験を受けてみようと思ったのがきっかけです。入社してみて、金型を作るのにこんなにたくさんの過程と技術力が問われていると思わなかったので、正直驚きました。部品を作るためにどんな過程があるのかを知ることでより部品づくりへの知識が身に付いているので、キャリアとしてステップアップできているなと実感しています。


NCデータ作成職

今後の開発部門を担っています。

金型設計と開発部門を兼ねる部隊におり、よりよい製品を作るために日々シミュレーションなどを行っています。設計データをもとに加工データを作り、機械をオペレーティングしてCAMで細部の設定をするというのが主な仕事です。今はまだ入社して1年なので、金型の一部分の精度を高める仕事がメインで、先輩社員から指導されたことをクリアするのに精いっぱいなのが現状です。でも、3年目には大まかな流れがわかるようになり、自分の役割も実感できるようになると先輩から教えて頂いたので、早く全体的な生産の流れを掴んで、より品質の高い金型部品を作れるよう頑張っています。

自分の取り組んだ仕事が必ず形になる!

自分が作った部分が金型の一部になり、形になっていくのが一番楽しいです。始めはどこの何を作っているのか実感が湧かないのですが、完成に近づくほどに「これができるんだ!」という形が見えてきて、自分がした仕事の重要性を知ったときはとても感動します。機械のオペレーティング設計などの技術はまだまだですが、「ものを造る」楽しさは、様々な設計に携わるごとにいつもあります。発見や学びは毎日ありますね。もっともっと色んな案件を受け持ちたいという想いが日々強まります。

自分の経験を活かせる場所

大学で機械工学を専攻しており、大学で学んだことを生かせる職場がいいなと考えていました。実家が部品工場だったので、機械の製作を実際に手伝う場などもあり「何かものを造る仕事がしたい」という想いは就職活動中も常にありました。また、勤務地も群馬がいいと考えていたので、入社後も群馬で働けて自分の学んだことを活かせるファベストは自分にとってはとても魅力的でした。内定はいくつか頂いていましたが、設計をやれるという仕事内容や、車業界へ携わる企業の安定性、環境の良さなどが最終的にファベストへの入社を決めたきっかけです。


金型設計職

プレス金型の設計を担当。お客様から直接意見をいただくこともあります。

自動車プレス金型の設計・製作を行っています。金型は、お客様への見積もり・受注から、設計・シミュレーション解析、加工データ作成、加工、組み付け、トライアウト、玉成…という長い工程を経てお客様の手元にようやく届けられます。私が主に関わるのは「設計・シミュレーション解析」。設計の中にも2D設計と3D設計の2種類があり、私が担当するのは2Dの設計です。図面や型図などを製作し、お客様とお会いして直接ご指摘・ご意見をいただくことも多くあります。

初めて自分が設計した金型が納品された瞬間

入社して1年半程経ったころのこと。はじめて自分で設計した金型が形になり、お客様に納品することができました。金型には様々な種類があり、自分が初めて設計したのは「ブランク型」という、「基礎の基礎」の部分です。全て一人で行うのはやはり難しく、わからないところは上司に質問、丁寧に指導していただきました。責任のある仕事ですので、たくさんの工程を経て金型が出来上がった瞬間はやはり嬉しいですね。

「何もないところからつくる」物づくりの仕事に興味がありました!

もともと、物づくりには興味があり、何もないところから図面に起こし、実際の製品を作りあげることに魅力を感じました。 基本的に車が好きなので、金型の仕事については以前から知っていましたし、車の部品作りに欠かせないプレス金型を自分が作っていると考えると、とてもやりがいを感じます。また、面接で社長と話をして、その人柄に惹かれたことも入社の理由です。